フラットファイル専用の回転式本棚。フラットファイルは書類が許容いっぱいにファイルされていない限り、先細りのくさび型をしている。そのため一般的な本棚だと崩れやすく収納しづらい。この本棚ではこれらを放射状に収納することを可能にした。この本棚は上から見るとしずく型をしている。しずくの端部を壁に向けて部屋の角に配置すると、見える面と隠れる面、つまり表と裏ができる。状況に応じて、表裏を回転させて見えるフラットファイルを入れ換えることが可能になった。
表側のファイルと裏側のファイルがそれぞれ見えている状態。90 度回転させることで裏側のファイルを取り出すことができる。
仕切りの感覚は等間隔ではない。フラットファイ ルがしずく型に沿うように収納できるように調整 されている。 また仕切りを板状ではなくロッドを用いること で、裏側まで見通すことが可能になる。
仕切りの感覚は等間隔ではない。フラットファイ ルがしずく型に沿うように収納できるように調整 されている。 また仕切りを板状ではなくロッドを用いること で、裏側まで見通すことが可能になる。
仕切りの感覚は等間隔ではない。フラットファイルがしずく型に沿うように収納できるように調整されている。 また仕切りを板状ではなくロッドを用いることで、裏側まで見通すことが可能になる。脚部やターンテーブルを斜めにカットし先細りにすることで浮遊感を持たせている。
この作品は「丹青社人づくりプロジェクト」の一貫として弊研究室と丹青社新入社員により設計・製作された作品である。
撮影 : 尾鷲陽介