弊研究室教員、鳴川肇のプロダクト「オーサグラフ世界地図」の2016年度グッドデザイン大賞受賞を記念し開催された。ガラス面が多いギャラリーのため、展示壁面を造作した。展示導線を誘導するS字面により空間を緩やかに区分した。自作壁面は模型を用いてその形状や配置に至るまでをスタディした。結果、建物外からの視線も多く取り入れることを可能にし、デッドスペースの少ない展示レイアウトを実現できた。
開催会場はグッドデザイン丸の内。オーサグラフ世界地図の説明パネルや、この図法を利用した実プロダクト、研究室所属学生により製作されたテーマ地図などが展示された。模型でのスタディを通じてS字面のパターンを考案し、最終形を決定した。
展示協力 : 日本デザイン振興会、ワールドカラー